ケース6C:フランボ更新レポート#3【和訳】

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原文(Original Text)

Case Update Report
Case #: 6C (Juvenile)
Genome(s): Human, Givanium
Case Type: 2
Update #: 3
Alias: The Anti-Devil

Summary:
Resources dedicated to finding 6C have permanently ceased as per management’s request.

Focus will now shift to once again Case 6 and attempting to fix his known difficulties since all documents containing the details of the creation of 6C are believed to have been destroyed in the accident where Case 56 escaped its containment cell.

The endoscopy conducted on Case 56 after recontainment showed no signs of Case 6C’s presence, so we can safely eliminate the possibility that it was devoured.

One possibility is that Case 6C was crushed under the rubble from the tunnels formed by Case 56’s slithering.

Regardless, Case 56 has demonstrated an exceptional skill at digging, which we are sure to use for space expansion purposes.

Case is not ready for presentation.


日本語翻訳

ケース更新報告書
ケース番号: 6C(幼体)
ケース種別: 2
ゲノム: 人間、ジバニウム
更新番号: 3
別名: アンチデビル

概要:
ケース6Cの捜索に割かれていた資源は、経営陣の要請により永久に打ち切られた。

今後は再びケース6に焦点を当て、既知の問題の修正に取り組む。ケース6Cの創造に関するすべての文書は、ケース56が収容セルから脱走した事故で破壊されたと考えられている。

ケース56を再収容後に行われた内視鏡検査では、ケース6Cの存在は確認されなかったため、「ケース56に捕食された可能性」は排除できる。

ひとつの可能性として、ケース6Cはケース56が掘り進めたトンネルで生じた瓦礫の下敷きになったと考えられる。

いずれにせよ、ケース56は優れた掘削能力を示しており、これは空間拡張の目的で利用できるだろう。

ケース6Cは発表(プレゼンテーション)に不適格と判断されている。


フランボケースレポート

関連ケース


概要

アップデート3では、ケース6Cの捜索打ち切りと、ケース56との関連性が報告された。 6Cは捕食された可能性こそ否定されたものの、瓦礫の下敷きになった可能性が高く、生存は極めて低いとされる。 同時に、ケース56の掘削能力は研究において利用価値があるとされている。


まとめ

ケース6C(アンチデビル)は研究対象から外され、その捜索は終了した。 この報告はケース6系列の実験が困難を極めていること、そしてケース56の危険かつ有用な能力が注目されていることを示している。

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