ケース20:セプター更新レポート#27【和訳】

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原文(Original Text)

Case Update Report
Case #: 20
Genome(s): N/A (recently unconfirmed)
Case Type: 5
Update #: 27
Alias: The Scepter

Summary:
The operation was a success and the schematics of Case 20 of Type 5 have been salvaged. They revealed a wealth of knowledge on the mechanics of the seemingly-magical properties of Case 20.

It appears that when Case 20 is simultanously in contact with Cases 14 or 18 and another Givanium-Based body, Case 20 acts as a vessel to deliver givenetic waves to the Givanium-Based body, which hijacks and alters already-present components of Type 5 that are responsible for cognitive and sensory functions.

It appears to print a genetic code over said components.

When a Givanium-Based body is under the effects of Case 20, a subset of Cases that we have labelled Case 20B (which the schematics refer to as a “Naughtified State”), it just cannot disobey commands from any owner of any of the genetic codes printed over its components.

We await management’s response on how to proceed.

For reasons made obvious, this is dangerous.


日本語翻訳

ケース更新報告書
ケース番号: 20
ケース種別: 5
ゲノム: 該当なし(最近未確認)
アップデート番号: 27
別名: セプター

概要:
作戦は成功し、タイプ5に属するケース20の設計図は回収された。それらはケース20の一見「魔術的」とも思える特性に関する膨大な知識を明らかにした。

ケース20がケース14または18、そして別のジバニウム基盤のボディと同時に接触すると、ケース20は「器」として機能し、ジバニウム波をそのボディに送り込む。この波はタイプ5に元から存在する認知や感覚機能を担う要素を乗っ取り、改変してしまう。

その結果、これらの要素に遺伝子コードが「上書き」されるように見える。

ケース20の影響下にあるジバニウム・ボディでは、我々が「ケース20B」と呼んでいるサブセットが発生する(設計図ではこれを「ノーティファイド=支配下状態」と記載)。この状態では、そのコンポーネントに上書きされた遺伝子コードの所有者からの命令に絶対服従する。

今後の対応について経営陣の返答を待っている。

理由は言うまでもなく、これは非常に危険である。


セプターケースレポート

クイーン・バウンセリアケースレポート

関連ケース

概要

アップデート#27 は、前回 #26 で確認された設計図の回収が成功し、その内容が明らかになったことを示している。ケース20はケース14や18と接触することで「ジバニウム波」を媒介し、他のボディの認知・感覚機能を乗っ取る危険性がある。

さらに「ケース20B(ノーティファイド状態)」と呼ばれるサブセットが発生し、これは遺伝子コードの所有者に絶対服従する性質を持つ。つまり、ケース20は「洗脳兵器」のような存在となり得ることが分かった。


まとめ

この資料は、ケース20がただの危険存在ではなく「他者を完全に支配下に置く能力」を秘めていることを示している。アップデート#26 の「設計図発見」から一歩進み、アップデート#27 ではその脅威が具体的に裏付けられた形となった。今後の展開において、ケース20と「20B」の存在は極めて重要な要素になると考えられる。

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